ブックタイトル令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

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概要

令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

取組事例4(2)遊びの広がり休み時間の「遊びプロジェクト」の取組を通じて、遊びの内容が広がった。また、放課後も自分たちで遊ぶ児童が増えてきた。(3)定着なわ跳びを準備体操などに取り入れる学年が増え、なわ跳びの継続・習慣化につながりつつある。(4)運動が苦手な児童の活動量の増加体育の学習の中で個に応じた場の設定を大切にすることで、運動が苦手な児童も達成感を味わうことができるようになり、授業における活動量が増えた。今後の課題Action(1)体育の学習の質の向上体育の学習や遊び、日常生活が結び付き、相互作用で運動の活動量全体は上がってきている。これからは、その中核である体育の学習の質の向上が大切であると考える。(2)外で遊ぶ児童をさらに増やす外で遊ぶ児童をさらに増やしていく手立て・関わりが必要である。その際に、児童とともに活動内容を考えることで自主性を育み、日常的に運動に触れる時間を増やすことで、習慣化につなげていきたい。第2章遊び場の設定や異学年活動で運動への意欲を向上遊びプロジェクトみんなでキラメキ「なわとび」や「しっぽとり」などの異学年活動を通し、運動への意欲が向上テーマ分析&取組事例キラメキなわとび取組事例グラウンドや体育館に常設の運動コーナーを設け、学校全体で「遊び」を促進体育の授業は個に応じた学習の場を用意個に応じた場の設定キラメキしっぽとり児童同士で助け合う食育課題に応じた様々な学習の場をつくり、児童が自由に選択できる学習との関連付け見学の児童にも役割を与え、助け合う環境をつくる運動を「生活」や「学習」から考える取組を促進栄養教諭主導による食育を行い、食べることや食べる量についての意識を高めた体力に関する課題を調べ実践した様子をレポートにし、国語の授業で発表した運動が苦手でも「運動やスポーツを楽しい」と感じている児童生徒が多い学校の取組事例|59