[2]ボールの投げ方…「両手で投げる」

片手を使う投げ方に対して両手を使う投げ方にも種類はありますが、代表的なものとしてここではバスケットボールのチェストパスとサッカーのスローインについて紹介します。

チェストパス

チェストパスとは、バスケットボールで使用するもっとも基本的なパスであり、ボールを胸の高さから床と平行に出すパスのことです。投げるときには両手首をすばやく外側に返して、胸の位置から手首と指先のスナップを利用してボールを投げます。この時、上半身だけでなくひざや足首を柔軟に使い、片足をしっかり踏みだしながらタイミングよくボールを投げることで、より速いパスをすることができます。

チェストパス

スローイン

サッカーにおいてボールがタッチラインを越えた時、最後にボールに触った選手の相手チームに与えられるゲームの再開方法です。両手でボールを持ち、頭の後ろから頭上を通して、フィールドに投げ込みます。最初は手だけでボールを投げてしまいがちですが、慣れてきたら手首のスナップやからだ全体を使うことを意識して投げてみましょう。

スローイン

<注意点>

ボール投げをする際には、人やモノなど周囲の安全を確かめてから遊びましょう。また、運動する前後には、ケガを防ぐためにも準備運動や整理運動をしっかりやりましょう。