ドリブル・リレー

5人が横一列に並び、右端から3人は1個ずつドッジボールを持ってスタンバイします。合図とともに交互の手でボールを2回床に突き、みんなで同時に右に横移動(一番右端に来た人は左端に移動)します。運動量もあり、スピードとテンポやリズムがポイントとなります。

ドリブル・リレー

人数

1チーム5人

隊形

5人が横一列に並び、右側の3人は1個ずつボールを持ちます。

用具

ドッジボール3号を3個(空気圧の目安は1.5mの高さから自然落下させた時、0.6m~0.9mの高さに跳ね返る程度)。

・ドッジボール3号球<LD3R>1個(直径21cm、周囲65~67cm、ゴム製)

カウント

ドリブルが成功して移動するたびにカウントします。成功した回数を加算したものを記録とします。

競技ルール

・チームリーダーが「せ~の」の掛け声を掛け、「トン、トン」と交互の手でボールを2回床に突きます。

・突いた後、ボールはそのままで、5人同時に素早く右に移動し、右隣の人の突いていたボールを「トン、トン」と交互の手で2回床に突きます。この時、右端にいた人は、速やかに左端へ移動します。

・カウントは全員が右側へ移動するたびに行い、3人ともに自分のボールを交互の手で突くことができたとき1回とカウントします。以下、同様に繰り返します。

・競技時間は2分間とします。ただし、競技時間が過ぎても、バウンドもしくは「ドリブル」ミスやアウトにならずに続けている場合は、失敗するまで競技を続行することができます。この場合、失敗した時点で競技終了となります。

・競技終了までトータルで何回できたか、その合計数がチームの記録となります。

・競技時間内でのメンバーの並び替えの変更、作戦タイム、休憩は認められます。

競技ルール

アウト

・ひとりでもボールを突くことができなかった場合。

・パスのテンポが遅すぎた時。最低30秒間に15回以上の記録となる速さで移動する。

・ボールを手渡したり、ホールドしたり、交互の手で突かなかった場合。

・ボールがタッチされずに2バウンドした場合。

審判法

主審

・開始時に「よ~い、スタート」のコールを行う。

・競技実施中は大きな声でカウントし続ける。

・アウトの判定を行う。失敗や失格行為などがあった時、笛などでアウトのコールを行い、競技を一旦止める。

副審

・テンポが遅い場合の失敗の判定を行い、主審に通告する。

・中で30秒経過ごとに時間をコールする。最後の15秒はカウントダウンを行う。競技時間が終了する時に、プレーが続いている場合は「2分経過」をコールする。

・アウトの判定を補佐する。

審判員の位置

★ 主審
☆ 副審
○ プレイヤー
● ボール

審判員の位置(ドリブル・リレー)