ネット・パス・ラリー (大会種目)
ネットにボールを載せて持ち、ペア2組で向かい合い、ネットの上のボールを交換して楽しみます。目を合わせ、呼吸をそろえ、声を掛け合うのが成功のポイント。小グループ内でのふれ合いや交流づくりを演出するのにも適しています。
人数
1チーム4人(2人×2組)
隊形
各ペアはニュートラルゾーンを示す3.6mの間隔で引かれたラインを挟んで立ち、両ペアがネットにボールを載せる。
用具
CG推進本部公認チャレンジ・ザ・ゲーム推進本部公認ネット。または50cm×100 cmの大きさのネットで網目の大きさが45mm以下。ネットの素材はポリエチレンまたはナイロン製のもの(2枚)。ドッジボール3号球2個。
カウント
パス&キャッチが成功するたびにカウントします。記録は成功した回数を加算します。
競技ルール
・審判の「よ~い、スタート」の合図とともに、ニュートラルゾーンに踏み入らないように、ボールをお互いに交換する。
・両ペアがボールを落とさずにノーバウンドでキャッチできた時点で1回と数える。
・競技時間は2分間とする。ただし、競技時間が終了する時、キャッチミスやアウトにならずに続けている場合は、失敗するまで競技を続行できる。
・この場合、失敗した時点で競技終了となる。
・記録は競技終了時までトータル何回できたか。その合計回数がチームの記録となる。
・競技時間内でのペアの組み合わせの変更、作戦タイム、休憩は認めらる。
アウト
・ボールを手や腕でホールドした場合。
・パスのテンポが遅すぎた時(最低30秒間に5回以上の記録となる速さでパスを交換する)。
・ラインを踏みながら、またはニュートラルゾーン内でボールをキャッチした場合。
・競技者以外の人(審判員含む)が故意にボールに触った場合。
審判法
主審
・開始時に「よ~い、スタート」のコールを行う。
・1回目のキャッチが成功した時点からカウントを開始する。
・競技実施中は大きな声でカウントし続ける。
・アウトの判定を行う。失敗や失格行為などがあった時、笛などでアウトのコールを行い、競技を一旦止める。
副審
・テンポが遅い場合の失敗の判定を行い、主審に通告する。
・中で30秒経過ごとに時間をコールする。最後の15秒はカウントダウンを行う。
競技時間が終了する時、プレーが続いている場合は「2分経過」をコールする。
・アウトの判定を補佐する。
審判員の位置
★ 主審
☆ 副審
● ボール
□ ネット